美波町
ぼんやりと自分に備わった方向感で
生見海岸を目指す。
風まかせ
って言葉が似合ってきた気がする。
町を横切り
田んぼを横切り
どんどん進む。
陽も落ちてきた頃には低い山に囲まれていた。
ここはどこ?
しかし道はどうやら一本しかないので
更に進む。
しばらく走らせると
美波町 と看板が出てきた。
美しい波の町か…。
名前に惹かれて更に進む。
いい加減運転に疲れたし
真っ暗な道でどこに進んでいるのか
わからなくなってきたので
近くのコンビニに車を停めて休憩。
お茶を買いにコンビニに入ろうとすると
入り口にバックパックとスケッチブックが置いてある。
"ヒッチハイクで日本一周中"
"徳島方面"
面白く生きてたら、面白い出会いがある。
早速かあ〜。
いい予感がした。