ウズパーク
ナビをウズパークに設定し
鳴門海峡を渡る、横目に渦潮を眺めながら。
ありがたいことに今日も快晴だ。
ウズパークとは日本きってのSkateBoardブランドEVISENの監修のもと[日本で一番美しいスケートボードパーク]をテーマに作られた無料で滑れる日本一大きなスケートパークだ。
到着するともうすでに何人か滑っていた。
おはざーす!
うーっす!
軽く挨拶を交わして
自分の好きなラインを流す。
想像力次第じゃどんなラインでも楽しめる最高のパークだった。
やはりスケートパークはスケーターが監修した方がいい。
ストリートとボウルプールが上手に融合されていてしかもボウルプールはゴリゴリのプールコーピングだ。
初心者〜上級者どんな層のスケーターの好みにも対応でき、なおかつ見渡しがよく一つになっているのでそれぞれのスタイルがそれぞれに影響を与え合う気がした。
気がつくと自然にセッションが始まっていた。
おにいさんサーファー?
はい!なんでですか?
いやいや滑るスタイルが!
なるほど!サーフィンもします〜!
てかあの出っ張りどう使うんですかね?
ん〜どうだろ?
パークの作り手の意図を汲み取るように
また数人でセッションが始まる。
程よく滑り時間は正午になろうとしていた。
いやあいいパークですねえ
この辺のサーファーはどこで入ってるの?
2リットルの天然水を飲みながら俺が訊ねる。
ん〜俺が友だちについて行って前やったのは
生見かなあ、生見海岸!
生見海岸?
ありがとう!そこ行ってみます。
調べて見ると生見サーフィンビーチと出てくる。
ちなみにこの辺になんかご飯屋さんありますか?
ここ出てすぐに海鮮丼ありますよ
ほら、あそこ!
んじゃあそこで食べて
あとは生見海岸目指しますわ!
ありがとう、また!
握手をしてパークを後にする。
地元のことは地元の人に訊ねるのがいい。
ググるのはその後でいい気がする。
知識の他に本質的な交流ができるし
表面的な事の更に1枚下にあるリアルに触れれる気がする。