慶野松原海水浴場
陽が昇る前に目を覚ます。
車から降りて海を見ながら深呼吸&背伸び。
頭が冴えてる。
旅を振り返る。
名古屋、京都、大阪、神戸
とスケートしながら抜けて淡路島。
この旅は無計画であり
気分でとりあえず南に向かっているのだが
島に着いた瞬間空気の流れが変わった。
名古屋〜神戸は人工的な美しさや快適さに溢れてはいたが何かに追われていた。
何かとはなんやろ、
気がついた、ああ時間だ。
俺ではなく皆が時間に追われている。
時間に追われている人の空気が
感染して時間という概念を必要としない
俺にさえ伝わって来ていた。
都会は向いてないわ
島のゆるい空気が好きだ。
何より空が広い。
陽が昇りだす。
空の一部を思いっきり鼻から吸い込む。
涙が出る。
でも泣いたのではなく、
朝陽が眩しかっただけだ。
さて、次は徳島か。
待ってろ、徳島。