ミニマリズム 後編
お気に入り以外を処分した部屋は
とてもスッキリしていた。
人には集中資源というものがあるらしくて
モノがあればあるほど集中力が拡散し
本当にしなければいけない事や
必要なモノが見えなくなってしまうのだ。
シンプルイズベスト
まさにその通りで
部屋だけでなく脳内もスッキリし
やりたいことがハッキリしはじめた。
俺の今この状態はなんなんだ?
ヒントを探しに図書館へ行く。
何かに誘導されるように
ある本に手が伸びる。
『より少ない生き方』
これじゃん!似たような本を10冊ほど借り
コタツで貪るように読む。
ここではじめて"ミニマリズム"という概念に出会う。
俺はミニマリストになりつつあったのか
ミニマリストというとなんでも捨ててしまう何もない部屋に住むヘンタイをイメージしてしまうがそういう事ではなかった。
"必要なことのために不要なことをしない"
"やりたいことのために
しなくてもいいことをやめる"
あーこれだな、今年の目標は。
どんなものが人生の価値を高めて
いったい何が人生の価値を下げているのか
または成功や豊かさの形を歪めているのか
曇りなきまなこで見極め決める必要があった
そんな時だった。
のむをさ、
ブログとかYouTube、ラジオやらない?
あと色々アイディア出してくれると嬉しいんだけど。
嬉しかったし、ワクワクした。
なんかそろそろ来る予感もあった
むしろ待ってた、既に準備は満タンだ。
なので即答した。
全部やります!
ミニマリズムすげえな
スッキリした部屋や思考に
新しい風が舞い込んだ瞬間だった。