銀河鉄道の夜
俺は気がつくと友人と
銀河ステーションから銀河鉄道に乗って
白鳥停車場23時着アルビオレ観測所鷲の停車場経由南十字サウザンクロス駅翌3時着の不思議な旅へ
銀河を横断する999号は科学の粋を集めて設計された最先端技術の塊だが、見かけは大昔の蒸気機関車に似せてつくられている。
どれだけ時代が変わり文明が進んでも
人間として旅に求めるものや根底に感じるものは変わることはないのではないかという願いからだ。
"真の幸福に至るのであれば
それまでの悲しみはエピソードに過ぎない"
そろそろ時間だ。
支配者たちはイビキをかいてる
希望が光り、道を照らしだした。
さあ走り出せ、銀河鉄道。