【中級編】自分で加速する体の使い方
今回は中級編のお話。ビギナーサーファーは後々のお話ですので今回は飛ばしてください。
サーフィンは加速が全てです。加速があれば何でもできるは「サーフィンは加速が全て」の記事と下記YouTubeで解説しました。
では自分で加速させるには何をすれば良いのですか?
自分でサーフボードを走らせるには適切なサーフボードを使用することを前提に
- 波のお話
- 体のお話
とがあります。波のお話は別の回でも書かせていただいてます。これからも付け足していきます。波の知識と波の使い方です。今回は体のお話。体はどう動かすの?自分で加速させるためには?をもう少しくだくと
- 下半身
- 上半身
があります。1は初級〜練習する項目です。膝を柔らかくする、低重心にするなど。これができてないうちに2をやってしますのでガチャガチャサーファーになります。順序はすごく大事です。まずは下半身をしっかり学びます。その後【中級編】として、上半身へ。
上半身の動かし方
まずは固まっていることを知ろう
最初の最初は上半身が固まっていますので、動いていないことを知ることからです。映像を撮るとよく分かりますが腕は下がり横を向いたまま頭も下がっていて足だけ踏みつけるように動いています。
踏みつけるはNG
海でガチャガチャサーファーを探してください。地団駄を踏むようにサーフボードを足で踏みつけています。これは上半身が全く使えていない状態です。
- 背筋を起こす
- 前の手を前に出す
- 顎を上げる(目線も上がる)
- 膝の伸び上がりと同時に上半身を浮かせて前へ
これで踏みつけなくなります。1〜3はお分かりの方いましたでしょうか。基本中の基本「テイクオフはファイティングポーズ」の回で示した基本姿勢です。
基本は本当に大事です。背筋が曲がり首が曲がり下を向きます。両手はだらんと下へ垂らし、前を向かずに横向きで乗ると、地団駄を踏みます。
「膝の伸び上がりと同時に上半身を浮かせて前へ」を追加するだけ
この姿勢なら、膝を曲げた状態から伸ばすとき、一緒に上半身も浮かび上がらせることができます。この抑揚がパワーを生み出し加速します。膝を曲げサーフボードにプレスしている状態と体全体を浮かび上がらて抜重した状態と。この2つの差が大きければ大きいほど加速に繋がります。プレスと伸び上がりの差です。
推奨サーフボード
HFBのP3はこのためにモデル化しました。伸び上がるとサーフボードが加速します。うまくいくとリッピングやカットバックなど、フローの中にマニューバーが入ります。地団駄を踏まずスタイルある流れるサーフィンを身につけるために専用のサーフボードが必要です。サーフボードを踏みつけて上半身をバタバタと振り回すサーフィンを回避しましょう。
参考