サーフスケートの間違った練習
冬になるとサーフスケートを使用して陸トレをやる方が増えます。夏は暑すぎて確かに辛いです。海に行く頻度も減る冬に陸トレでサーフィンの練習をします。
サーフスケートは上達に必要ですか?
100%イエスです。サーフィンうまい人で全くやらないという方はなかなかいません。サーフスケートの陸トレがあっての上達です。オーストラリアのプロコーチングでもマストと聞きました。その理由は、反復練習です。サーフィンですとライディング回数が少ないのでなかなか体が覚えません。サーフスケートなら何回も同じ動作ができますので短時間で体に覚えさせることができます。また、サーフィンの場合は波に乗った瞬間、考えていたことが吹っ飛びます。目線や姿勢などを意識しながら乗ることができるのはサーフィンではなくてサーフスケートです。サーフスケートで自然と体が動くようになれば、あとは海では楽しむだけです。そこまで反復練習します。スケートボードやったことない方でも安心ください。ストリートのスケートボードのようにトリック性は無いので入りやすいです。
何を買えばいいの?
全く練習にならないサーフスケートというのは無いと思いますが、ベストはCARVER SKATEです。サーフスケートでメジャーなブランドです。CARVERのトラックはCXで。踏み心地、ターンの滑らかさ、何を取っても一番サーフィンに近いと思います。もちろん私が乗ったことないブランドもありますし今後もっと良いものが出るかもしれませんが、まず現時点でCARVERのCXに乗っていれば間違いありません。
サーフスケートの間違った練習方法
では実際にどのように練習するのか。ただ自己流に練習してしまえば、それは海の上の自分と同じになってしまいます。海の上の自分特有の癖を修正するのがサーフスケートです。一番はムービーを撮るのが分かりやすいです。自分のサーフスケートしている映像をスマホで撮って見てみてください。その後、CARVERのお手本のムービーと見比べます。お手本はYouTubeにたくさん出ています。その通りの姿勢をしてみると最初はとてもやりにくいですがそれが正解です。やりやすく自分の思うがままにやっているのは自分の癖通りです。矯正が目的ですので最初は気持ち悪いくらいだと思います。
そして、最も大事なことは、クネクネやチクタクはサーフィンでは使わないということです。サーフィンは足首でクネクネしたり、テールを支点にしてチクタクしません。サーフスケートでこれをやるとよく進むのでついついやってしまいます。このままサーフィンに応用すると小さなサーフィンになり格好が悪くなりますのでご注意ください。ひたすらクネクネしていた。。という方が多くいらっしゃいます。せっかくの陸トレが無駄になってしまいます。YouTubeのCARVERもクネクネやチクタクは、流れの中でたまにやるくらいで補助的なもの。もっと大きな動きがサーフィンです。ダイナミックに荷重と抜重を繰り返し、また前後の体重移動も大きいです。
CARVERについて話をしているラジオ
CARVER SKATEはオンラインストアにて販売しています。送料無料です。