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      合計

      海へ還ろう

      ミッドレングス

      ミッドレングス

      大きい波に乗れるから偉いみたいな幼稚な考えはダセエと思う。

       

      たしかに凄いけど

      俺はそこを目指しちゃいないし

      ドヤ顔でマウント取られても困る。

      下品だなあて思う。

      そーゆーのはそーゆー奴らに任せておこう。

      勝手に参加させられたレースから

      俺は棄権するよ。

       

      ヘンタイで紳士な俺は

      小さい波でも最大限に楽しむ。

      海だって毎回いい波をくれるわけじゃない。

      どんなコンディションでも

      丁寧に、最後まで。

       

      特別な日だけ頑張るんじゃなく

      なんでもない日を特別にする。

       

      しかも気張らずに脱力した状態で

      あたりまえの様にそれが出来たらカッコ良くないか?

       

      サーフィン以外でも

      陸でもそういう人間になりたい。

       

      なんでもない日を特別にすることが出来たら

      特別な日は更に特別になるはずだ。

       

      波に応え続けよう、愛でるように。

      丁寧に最後まで。

       

      特別じゃない日なんて

      本当は1日たりともないはずなんだけどね。

       

      HFB

      波待チ

      波待チ

      アラ波ニ飲マレ
      サザ波立ツ心ノ高鳴リニ合ワセ

       

      マタ、タダ波ヲ待ツ

      熱めのお茶

      俺は朝、絶対に熱々のお茶でスタートする。

      海に行く日も、仕事の日も。

       

      人によってはコーヒーかもしれないし

      白湯でもいいかもしれない。

       

      ポイントは温度だ。

       

      熱くて急いで飲めないので

      必然とゆっくりと一呼吸おける。

       

      じんわりと徐々に内側から温まる

      体がしっかりと目覚めるのを待つ。

       

      この時スマホを開いたり

      テレビをつけてはいけない。

       

      無駄なものは体に入れない

      それは情報だってそうだ。

       

      体がゆっくりと目を覚ますと

      やさしい気持ちになれる。

       

      やさしい気持ちで目覚めた朝は

      大人になっても奇跡は起こるらしいし

       

      やさしさに包まれたなら

      目に映る全てのものがメッセージ、らしいよ。

       

      熱々のお茶をゆっくり飲めないような

      生活なら見直せ。

       

      まあ、のんびり行こうぜ。

       

      おっと、今日も茶柱全勃ちだぜ。

      あるごなうとわん🐞

      あるごなうとわん🐞

      p8p5p3までは

       

      基本やメインとされているサーフィン

      トライフィンで6未満30リッター前後で

      ある程度の動きや楽しみ方ができる為のステップアップボード。

      またはサーフィンの基礎的動きを矯正、修正、成長させてくれるボードがこの3つだとしたら

       

      A1はある意味"向こう側"の入り口にあたるモデルである。

       

      ミッドレングスのシングルフィン

      今は主流ではない、かつて主流だった。

      ショートボード革命の最初の板が

      こんな感じだ。

       

      Argonaut(アルゴナウト)

       

      冒険家

      危険だがそれだけの報いのある冒険に出る人

       

      ギリシャ神話で人類が初めて作った巨船が

      アルゴ号だ。

       

      ある"幻の財宝"を求めて英雄たちが乗り込み

      海にでたのにちなみ

      その乗組員である英雄たちをアルゴナウトと呼んだ。

       

      このモデルの願いは

      まだ見ぬ自分の内側や

      主流という固定観念を離れ

      深みのあるサーフィンを手に入れるべく

      勇気ある旅に出て欲しいという願いを込めて

       

      Argonaut 1A1と名付けた。

       

      原点回帰による深さのある豊かさ

      主流じゃ手に入らない"幻の財宝"

      手に入るはずだ、こぼれる程に。

       

      誰しもがきっとアルゴ号に乗り込んだ

      かつての英雄たちのように

      勇敢な冒険家のはずだ。

       

      アルゴナウトワンを相棒に

      "向こう側"を覗きに行かないか?

       

      HFB

      向こう側コンセプト

      濃霧と陽炎

      濃霧と陽炎

      台風のうねりが届くこの季節は

      いつにも増して早起きになる。

       

      波も無くなり寒さが厳しい冬が来る前に

      できるだけ海に入りたいと

      ラストパートだと言わんばかりに

      心身ともに気合いが入る。

       

      夏とも呼べないし

      秋と呼ぶには早すぎる。

       

      日の出を海の中から拝みたくて

      まだ暗いうちに家を出る。

       

      濃霧が立ち込めていてしっとりと肌寒い

      車が川にかかる橋を通り過ぎようとした時だ

       

      霧の様子が変だ、こちらに向かってくる。

      あっという間に四方を囲まれていた

      生きている!俺はまだ夢を見ているのか?

       

      目を凝らすとそれは白い虫の大群だった

      カゲロウが大量発生している。

      真っ白の世界の中を車が走って行く

      橋を渡り終え数百メートルで

      真っ白の世界から抜け出した。

       

       

      気持ち悪さよりもその壮大さに感動してしまった。

       

      調べてみるとカゲロウは一斉に羽化する。

      それは天敵である鳥や魚から逃れるためであり

      捕食者が食べきれないようにして種の保存を図るそうだ。

      幼虫として夏場を川底で過ごすカゲロウは9月中旬ごろに水面に上昇。

      夕方に羽化し、交尾や産卵をして数時間で死んでしまう。

       

      成虫は交尾や産卵が主な役割のため

      口は退化しており食事をすることはできず

      非常に短い命だそうだ。

       

      なんて一途で真っ直ぐな命なんだ。

       

      序盤に夏とも秋とも呼べないと書いたが

      二十四節気では"白露"といい

      カゲロウの事を"白露虫"と呼ぶらしい。

       

      トンボのように颯爽と飛ぶことはできない。

      飛ぶ力は弱く風に舞うかのように空中を飛ぶ。

       

      空気がゆらゆらと揺らめいて見えることを陽炎と言う。

      カゲロウは、この陽炎のように不確かで儚いことから名付けられたと言われている。

       

      弱々しい虫というイメージがあるのだ。

       

      腹が減り早めの夕食。

      暖簾をくぐり席につき注文を待つ。

      カゲロウの死骸でスリップ事故が起きたと

      立ち食い蕎麦屋のテレビが映していた。

       飲んでいたお茶の汗ばむグラスを置いて

      小さく儚い命に手を合わせながら思う。

       

      我々もいつ終わるかわからない

      不確かで儚い陽炎の様な人生を、

      カゲロウの様に終わりを意識して

      真っ直ぐ一途に生きれたらな、と。

       

      そんな俺の気持ちに気づいたのか

      窓の外、やさしい西陽の中

      咲遅れた向日葵がコクリと頷いた。

      jazz

      jazz

      海は偉大だ

      無駄な思考も無駄な脂肪も奪い去ってくれた。

       

      代わりに沢山の出会いとアイデア

      豊かな感情と経験をくれた。

       

      たまたま出会った人と

      たまたま出会った人とが繋がって

      お互いに未知の感覚を交換

      共有し共鳴する。

       

      好き勝手にやっているようで

      それぞれにルールがある。

       

      まるでジャズだ。

       

      鳴らせ、鳴らせ!

      もっと鳴らせ!

       

      人生はセッションだ!

       

      HFB

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