サーフボードの選び方 目指すサーフィンとは?
サーフボードの選び方には様々な指標があります。言っていることが人によって違うことが頻繁にありますので聞いている側は分からなくなってしまいます。先輩サーファーが皆熱くサーフボードのことを語るということは、サーファーにとってサーフボードはよほど大事なものなのか、と予想はできます。テイクオフができましたという方、ぜひサーフボードのことを考え始めてください。しかしサーフボードの選び方は本当に指標が多いです。混乱してしまうので、まずは目指すサーフィンを設定するのをおすすめしています。好きなサーフィンはどのようなサーフィンですか?
- パファーマンス派
- ゆったり派
と大別しまして、この間にはたくさんのレイヤーがあるとお考えください。
1、パフォーマンス派
まずは一番分かりやすいサーフィンです。大会のサーフィン。バシバシとリップアクションをするサーフィン。小回りも聞きますし、大きい波も行けます。サーフィンと言えばでよく見る映像です。ショーボードと呼ばれる類です。
2、ゆったり派
ロングボードなど。サーフィンは全然ゆったりなスポーツではないです。ロングボードも体力必要ですし運動能力が求められますが、パフォーマンス派と対比して考えますと、ロングボードは瞬発力を抑えます。その分心のゆとりがあるかもしれません。
できるできないの尺度ではありません
自分が大会のサーフィンなんてできない、とおっしゃる方も多くいます。しかしできるできないということではありません。違うスポーツとしてください。どちらのスポーツをやりますか?直感で好きな方が良いです。例えば、ダンスを習う方が「いつになったら踊れますか?」という質問をしましたら、なんと意味の無いことでしょうか。あなたは一日目から踊っています。サーフィンも海に入ればサーフィンです。できなくても良いです。サーフィン歴40年の方が「サーフィンは奥が深くてまだ見えない」というスポーツなのです。できるできないではありません。
目指すサーフィンはいつでも変更可能です
違うスポーツとしたのは考えやすくするためであり、サーフィンはとても自由なスポーツなので、目指すサーフィンはいつでも変更してください。ずっとショートボードだった方がある時を堺にそこからずっとロングボードという方もいますし、もちろん逆も。また定めずにいつもどちらか行ったり来たりしている人もいます。一回決めたらこれしか乗らないという方が不自然かもしれません。私ごとで恐縮ですが、私の目指すサーフィンは全部!です。ショートもロングもミッドレングスもシングルもツインもトライもクワッドも何でも楽しみたいタイプです。それはそれで良いことのような気がします。
パフォーマンス派かゆったり派かが決まったら
全部やれますが、中級レベルまではどちらか定まっている方が効率的に練習できそうです。直感でパフォーマンス派かゆったり派かをお選びください。それによってこれからのサーフボードのロードマップが見えてきます。パフォーマンス派の方、少しずつ短くしていきます。ゆったり派の方、長いボードのままで乗りやすいボードから奥深いボードへと変わっていきます。ゴールをイメージすることが大事なのでどちらか決めるのは大きな一歩だと思います。パフォーマンス派の方、少しずつ短くしていく過程で「もしかしたらショートという感じでは無さそうだな」と思えばミッドレングス派かもしれません。ゆったり派の方「ロングよりもう少しエキサイティングがいい!」ということであればミッドレングス派かもしれません。これらは後々やりながら変わっていくと思います。
その後にたくさんの指標
これらの過程を経てから、年齢、性別、体型、レベル、サーフィン頻度、ホームブレイク、運動神経、etc... を考慮して自分に合ったサーフボードを探していくことになると思います。これらは後ほどとして、今はとにかくパフォーマンス派かゆったり派かを選択してみてください。
参考
サーフボードのご相談は、HFBウェブサイトの一番下、サーフボード相談をご送信ください。コメント欄にご相談内容をお書きください。