アップスレベルの方のソフトボードの練習方法
7'0"〜8'0"くらいのソフトボードで練習
まだまだ練習中の方々にとってソフトボードはとても練習になります。ソフトボードは以前に卒業したよという方からリップアクション練習中くらいの方まで。
もう一回ソフトボードに乗ってみる
P8からP3へ、P5からP3へとステップアップされた方など。サーフボードがよく動くようになるのでアップスやターンの練習に入っていると思います。自分なりにエイヤーっとボードを持ち上げたりレールを入れたりします。少しずつコツを覚えていく段階で楽しいときです。しばらく短いボードに乗りましたら、もう一度ソフトボードに乗ってみることをおすすめします。これまでソフトボードに乗ったことが無いという方は尚更効果あります。数回でも良いです。乗ってみますと、いつもの短いサーフボードと同様にソフトボードでもアップスやターンをしたくなると思います。するとずっこけます。以前とは違うアプローチをしていますので、レベルアップした証拠です。この新しい壁がステップアップのヒントになりそうです。
何もしなければ乗れるのレベルを越えよう
プロサーファーがソフトボードに乗ればターンができます。ターンまでいかなくても波の上下を使って乗りつなげるサーファーはレベル高いです。しかしアップス練習中の方はソフトボードで何かすると転びます。または何もしないで乗っていくことになります。何もしなければ乗れるのになー。と思いますがうまいサーファーは何もしていないわけではありません。アップスもターンもします。何もしなければ乗れる、何かすると転ぶ、ここにステップアップがあります。何かしたとしてもソフトボードで乗れるようになれれば一気にレベルアップしたと言えます。たったの数ラウンドで。
ソフトボードはできているかできていないかの指標になる
ずっこけるときはアプローチが間違っていて、無理やりだったと認識してください。普段乗っている短いサーフボードですと、同じことをしても乗れてしまいます。間違っていることに気付かないままです。ソフトボードは転ばせてくれるので壁が分かります。どんどんトライアンドエラーしましょう。次から次へと違うアプローチでボードを操作してみてください。転びまくってたまに成功するのを経験してください。無理やりではないアプローチって何だろう。考えれば考えるほど上達しています。
ボードを下に向ける
必要なことはたくさんあると思いますが、その中の一つをご紹介。「ボードを下に向ける」です。オーストラリアのプロコーチング、ソフトボードのレッスンで教わりました。波のフェイスを走れるようになれば、ボードは斜め下を向いていると思います。ここで意識がトップに行くとレールが引っかかります。ここでは下(ボトム)を意識。レールを抜いてボードを90度岸に向けます。これは1本の波をメイクする練習にも繋がります。(フィニッシュをカッコつけよう)90度下を向いたときはテイクオフした瞬間と同じです。そしてテイクオフ直後と同じでまた斜め下に走ってください。またまた90度下にボードを向けます。これの繰り返しは波の上下を使っていることと同じです。波のトップに意識は要りません。下に向けてボードを走らせてあげます。まずはここからです。90度下に向けるのが難しいので意識だけでも重心だけでもそちらを向いてください。フィニッシュだけは90度下に向けるというのでもオッケーです☆
まとめ
普段の短いボードですと無理やりの指標が分かりませんが、ソフトボードですと転ばせてくれるので無理やりやっていることに気付くことができます。どうすれば転ばないでマニューバーできるのか、トライアンドエラーしてください。一つのヒントとしては斜めにしていたボードを90度ボードを岸に向けることができるかどうか、やってみてください。
ソフトボードを買うほどでも無いのでレンタルしてみてください。またはP8を持っている方は、同じようなことができると思いますのでもう一度戻ってみてください。練習用を1本手元に置いておければベストなので長いサーフボードをお持ちでない方はP8をどうぞ。