苦いビギナー時代 私の体験談
40代からのサーフィンについて書かせていただいている私はサーフィンを20歳で始めました。な〜に若いときから始めてるんじゃんと思われてしまいます。しかし、今目の前の私がアドバイスさせていただいている40代から始めたサーファーの方々は全員私のサーフィン歴2年よりもうまいし、何よりサーフィンを楽しんでらっしゃる。私のサーフィン歴1年は1回もテイクオフしてないですし、5年でアップスできるかどうかでした。自慢でも何でもないのですが、典型的なサーフィンビギナー劣等生でした。では、どうして今サーフショップを運営して、40代からのサーフィンの後押しをできているのか。
全てはサーフボードです
答えは簡単です。全てはサーフボードです。サーフィン歴1年で1回もテイクオフできなかったのはサーフボードです。78キロで60キロの中級者が乗るようなショートボードで2年間やっていたためです。サーフボードが走ったことがありませんでした。今初めての体験サーフィンでテイクオフしてもらうために、絶対これじゃなきゃというサーフボードがあります。私の場合は極端に小さいサーフボードだったのですが、大きいサーフボードであれば良いわけでもありません。日々の体験サーフィンで痛感しています。体験サーフィンから始まり少しずつ上達に合わせてサーフボードを変えている方々は皆様楽しそうにサーフィンしてらっしゃる。サーフボードで幸せにも不幸せにもなれるのです。
サーフボードで幸せになった私の実体験
私の場合の例です。まずは身体に合うものを使用しなさい、というサーフショップのオーナーの勧めで購入したサーフボードでテイクオフができるようになりました。とても嬉しかったです。その後、小波用サーフボードというものを手に入れてどんなコンディションでもサーフィンが楽しくなりました。天にも登る心地。その後オーストラリアに渡りコーチングを受け、上達するためのサーフボードを教えてもらいました。それはそれはびっくりするほど、これまでとは上達速度が変わりました。これが無ければ今の私はありません。こんなことあるのかと思いました。その後シングルフィンやミッドレングスを乗るようになり新しい楽しさに気づくことができ、本当の意味でサーフィンの楽しさを感じるようになりました。今たくさんの種類のサーフボードに乗らせていただきサーフィン道が見えてきました。
サーフボードだけで行けるところまで行ける
私は最初地元でサーフィンを始めたわけではなかったので、ローカルサーファーの繋がりはゼロでした。一人ぼっちでサーフィンに行きローカルサーファーに怒られたり端の方でサーフィンしていました。上記のように小さなサーフボードに乗っていましたので全然乗れませんでした。今でも思い出すと暗くなるとても苦いビギナー時代です。これらの実体験から幸せなサーフィンのためには、友達がいることと、上達の成果を感じることの2つを重要視しています。2つのうち即自分でコントロールできることはサーフボードです。上達できるサーフボードだけでどこまでも行けます。乗れるようになれば友達もすぐにできます。乗れるようになればピークに行っても文句も言われなくなります。どうかサーフボードを粗末に考えないでください。まずはサーフボードです。乗れる、上達する、乗っていて楽しい、苦いビギナー時代を過ごした私からの提案はこれで全てです。
HFB
HFBというサーフボードを制作しています。ショートボードを目指す方は、P8→P5→P3の順番です。クラシックスタイルを目指す方は、P8→A1です。幸せなサーフィンライフをお過ごしください。